出前講座「地球温暖化対策」を学ぶ

出前講座「地球温暖化対策」を学ぶ

全国の自治体が取り組んでいるように、豊中市も地球温暖化対策を取り組んでいます。豊中市の計画は「豊中市地球温暖化防止地域計画(改訂)」にまとめられ、市民1人当たり温室効果ガス排出量を1990年度比で-20%削減することを目標にしています。最新(2014年)の到達点は1990年度の-6.3%減で、目標に対して道半ばの状況です。本会は7月3日、豊中市の地球温暖化対策を学ぶために、豊中市環境政策課から「出前講座」を受けました。講座には市職員4名と本会会員16名、非会員4名が参加し、市担当者の説明の後、活発な質疑・応答が行われました。市有施設では、ソーラーパネルの設置は2016年度末で1017kW分に達していました。しかし、現実にはソーラーパネルが設置されていない市有施設がたくさん見受けられます。どんな基準でソーラーパネルが設置されているのか、増やすことができないのかに質問が集中しましたが、明快な説明はありませんでした。市が市民の力を借りれば、もっとたくさんのソーラーパネルが設置できます。市自身の調査・検討が求められています。環境教育についても質問が集中しました。市は小中学校での環境教育を進める方針で、ごみ問題についてはかなり実施されていますが、地球環境についてはほとんど実施されていません。本会は、環境教育の推進を会の活動の一つに上げており、今後、環境政策課との連携を深めていきます。

エトレ豊中5F、セミナー室1A、1Bにて 出前講座資料(左・中央)映画「日本と再生」チラシ(右)
市の担当者と司会を務める堀田氏

 

ソーラーパネルでヘリコブターが動くかな?

ソーラーパネルでヘリコブターが動くかな?

法人豊中市民エネルギーの会 「おひさま発電所」を設置した「あっぷるこども園」は「日本と再生」の映画会のチラシを掲示してくれています。学校法人蛍池学園の関係者、あっぷるこども園、いずみ保育園、文化幼稚園の関係者はこの映画会に ご招待します。世界の現在のエネルギー政策の方向がわかりますよ!

10月28日(土)、台風接近のため、雨の一日でしたが、豊中市民エネルギーの太陽光パネルを設置させていただいている「蛍池文化幼稚園」で恒例のカーニバルが行われました。「市民エネルギーの会」は「ソーラーパネルでヘリコブターが動くかな?」を実施しました。「これはどこの製品ですか?」とパパから聞かれ、「すごい!ソーラーパネルや!」とママたちは写真をパチリ!3歳くらいの男の子は 何度もさわりに来るなどとても好評でした。こんな試みをあちこちでやることの意義を感じた一日でした。(衛藤ますみ)

出前講座  「今すぐできる地球温暖化対策」

出前講座  「今すぐできる地球温暖化対策」 7月3日(月)午後2時 ステップ

本会からの申し込みに基づき、豊中市が出前講座を実施してくれます。テーマ-「今すぐできる!地球温暖化対策」日 時-7月3日(月) 午後2時から3時半 会 場-豊中市男女共同参画推進センター すてっぷ 内 容-・豊中市地球温暖化防止地域計画(改訂)・ソ-ラ-パネル助成の到達点・市有施設でのソーラーパネル設置の到達点・都市計画マスタープランにおける再生可能エネルギーの位置づけについて豊中市の地球温暖化対策をつぶさに聞き、市民と市がいっしょに再生エネルギーを拡大するための方策を考える大事な機会です。どなたでも参加できます。準備の都合がありますので、出席を希望される方は堀田文一までご連絡ください。メール b-hotta@maia.eonet.ne.jp